じゃがいもは買う時に最も注意すべき野菜と言っていいでしょう。
その上、どのじゃがいもを買ったらいいのか?迷うお客さんも多いですね。

このページを見れば、スーパーでのじゃがいもの買い方が良く分かりますよ。
じゃがいもは見た目は地味なのですが、実は栄養面では凄いんですヨ。
是非、積極的に買いたい野菜です。

買ってはいけないじゃがいも
じゃがいもをわたしが店頭に出す時、すごく気を使います。
それはソラニンやチャコニンという毒素に注意が必要だからです。
緑色っぽいじゃがいもは買ってはいけません
あまり知られていませんが、じゃがいもが少し緑色っぽくなっていたら、毒素の表れです。

部分的に緑色になっているのは分かり易いので気づくことが出来るでしょう。
ところが、全体的に薄っすらと緑がかったじゃがいもにも毒素が出て来ています。

じゃがいもはスーパーの店内の明るさでも変化し色が変わっていきます。毒素を持つ様になるのです。
店員が気づいていない場合もあるので、じゃがいもを買う際はくれぐれも注意して下さいね。
発芽したじゃがいもは買ってはいけません
じゃがいもの芽が毒なのはよく知られています。
下の様に大きく出た芽が出たじゃがいもを大手スーパーで売られているのを見て驚いたことがあります。

買ってはいけない売ってはいけないです。
私が店頭にじゃがいもを出す時は、白い点でも芽が出ていないか、凝視します。
毒素は芽だけでなく、芽の周りにもあります。

じゃがいもを買う時は良く見て下さい。小さい白い点の様なものがあったら買うのはやめましょう。
じゃがいもの店頭での種類
スーパーではじゃがいもをお客さんが買う際に、迷わない様に気を使っています。
だから、できるだけシンプルな表示をしていますね。
じゃがいもを馬鈴薯と表示しているスーパーもありますね。
大きく分けるとスーパーの店頭でのじゃがいもは以下の3つの視点で種類わけされています。
- 入り数(バラと袋入り)
- 収穫時期(植え付けの時期)の違い
- 品種
夏はばら売りのじゃがいもがお薦め
スーパーでは大概は袋に入ったじゃがいもを置いています。
特売ではじゃがいもをばら売りしても、定番でバラで売っていない店舗もありますね。
夏はばら売りのじゃがいもがお薦めです。

夏はじゃがいもが傷みやすいのですよね。
それで必要な分だけ買う様にした方が健康にはいいと思います。

春収穫のじゃがいもと秋じゃがいも、そして北海道のじゃがいも
じゃがいもは一年を通して食べられます。
以下の3種類のじゃがいもがあるからです。
春の新じゃがいも
スーパーでは新じゃがいもと記されて特別扱いなのは、冬の終わりに植えて春に収穫したじゃがいもです。

わたしがバイトしているスーパーでは新じゃがいもを待ちわびているお客さんも少なくありませんよ。
北海道産のじゃがいも
最も出回っているのが一大生産地、北海道産のじゃがいもが多いです。
9月から10月頃に収穫されたじゃがいもは低温保存されて、翌年の春頃までの間に出荷されます。
じゃがいもの総出荷量の8割が北海道産です。

じゃがいもを休眠状態にするので長期保存が出来ると言っても、実際はスーパーの店舗に届いた時には芽が出ているものもあるのですよね。
だから、北海道産のじゃがいもを店頭に出す時は、私はかなり気を使っています。
冬の美味しい秋じゃがいも
それ以外に秋じゃがいもがあります。
あまり知られていないので、スーパーでは新じゃがいもの様に目立つ様には記してはいませんね。
長崎県などの寒くない地域で9月頃に植え、種芋を切らずに植えるなど栽培方法にも特徴があります。
生育期間が短く冬の12月頃に収穫されます。
特に宣伝されることなく、店頭に並びますが、秋じゃがいもは美味しくてお薦めです。
冬に北海道産以外のじゃがいもが出ていれば、狙い目かもしれませんよ。
男爵、メークインともう一種のじゃがいも
じゃがいもは品種が多いです。
スーパーでは品種を多く店頭に並べてしまうと、お客さんを迷わすことになるので品種を限定しています。
男爵とメークインは必ず店頭にありますね。
あともう一つだけ品種を増やしているスーパーが多いです。
ホクホクしたじゃがいも、男爵
今ではじゃがいもと言えば男爵が思い浮かべられますね。
また、男爵と言えば北海道の大地を私は想像します。
明治時代に北海道開拓に男爵が導入されたそうです。今でも最もポピュラーなじゃがいもです。

ボール型で内側は色が白く、粉質です。
加熱するとホクホクした感じになります。一方、煮くずれし易いです。
味がないので、素材として料理し易いです。
煮込み料理には、メークイン
長い紡錘形をしているので、メークインは見て直ぐに分かりますね。
内側は黄色っぽい色をしています。
粘質なので、煮くずれし難いので、料理し易いじゃがいもです。

肉じゃがはどのじゃがいもが良いんですか?
・・・と店頭でお客さんから聞かれる時があります。
肉じゃがって結構、煮込みますよね。
だから煮くずれし難いメークインで肉じゃがを紹介する料理レシピも多いです。
でも、男爵の方が味が染み込み易くホクホクしているので、男爵の方が美味しく出来るという料理人が多いです。
わたしは男爵をお薦めしています。
店頭で見かけるじゃがいもの品種
じゃがいもの品種はとても多いです。
最近では甘みや香りがついた品種改良されたじゃがいもがスーパーの店頭でも見かける様になりました。
どんな料理に使ったら良いのか?
・・・と、迷う人も多いかと思います。
わたしがスーパーで見かけたことがあるじゃがいもの品種を紹介します。
じゃがバターがお薦め、キタアカリ
もし、スーパーの店頭で見かけたら、是非、試しに買ってじゃがバターにして見て下さい。
甘みがあり、触感が栗の様だと表現されています。
外見は男爵の様ですが、男爵より煮くずれし易いです。
内側は黄色っぽい色をしています。
保存し易い、十勝こがね
形は男爵の様ですが、少し大きいです。
十勝地方で作られ内側が黄色っぽいのでネーミングされたそうです。
保存性に優れているのが大きな特徴です。
男爵よりも煮くずれし難く、揚げても変色し難いので料理し易いじゃがいもです。
マヨネーズとの相性がいい、とうや
洞爺湖周辺で作られているので、とうやと名付けられたそうです。
見た目は大粒の男爵といった感じです。
男爵より煮くずれし難くいので料理し易い品種です。
なめらかな食感なのでマヨネーズとあえてサラダにも。
コクのある甘さ、インカのめざめ
小粒ですが、栗の様にコクのある甘みがあります。
煮くずれし難い上に、ホクホク感もある!
但し、農家の人にとっては生産し難い品種だそうです。
色々な品種のじゃがいもを味わってみたいと思いませんか?
じゃがいもは品種が多いので、味や食感を色々楽しめます。
でも、スーパーではお客さんが迷わない様に品種を限定して売っています。
多くの品種があるのは、農協の直売店です。
是非、JAファーマーズマーケットで買って、様々なじゃがいもを食べ比べしてみて下さい。
じゃがいもの栄養
じゃがいもの栄養と聞くとデンプンが真っ先に思い浮かびます。
でも、じゃがいもはビタミンCが凄いんです。
ビタミンCは水に溶け出てしまい易く、熱にも弱い!
ところが、じゃがいものデンプンが水や熱からビタミンCを守ってくれるというのです。
だから、じゃがいも料理は美容にいいというわけです。
フライドポテトには発がん性物質が含まれている
あまり知られていませんが、アクリルアミドという発がん性物質について農水省が注意を呼び掛けています。
フライドポテトやフレンチポテトは120度以上の高温でじゃがいもを加熱するので、アクリルアミドを生成してしまうということです。
揚げるだけでなく、じゃがいもを炒めた場合も120度以上の加熱になるので、アクリルアミドが出来てしまうということです。
蒸す・煮るなどの水を使ったじゃがいもの加熱の仕方ならアクリルアミドが生成されないので、お薦めだということです。